こんにちは!
まつらです!
今日は、昨日のブログで書いたように、音と匂いが記憶を呼び起こすって話をしようと思います。
僕が3社目として勤めていた会社での出来事。
その会社はいろんなことしていましたが「会議室の空間をよりよくするにはどうすればよいか?」ということにも取り組んでいました。
その一環で、会社とは別の場所にスペースを借りて、模擬会議室を作って、実験をしていたのです。
その実験の被験者に僕が選ばれた時の話となります。
無作為に抽出されたら、僕が選ばれたのです。
実験の内容は以下の通りでした。
- 被験者は男女混合で合計8名ほど。
- 会議室の照明、匂い、音の違いで、被験者の気持ちがどのくらい変わるのかのチェック。
- 照明はつけない、暖かい、冷たい、とても明るいの合計4段階。
- 匂いは、なし、自然っぽいやつ、甘いやつを2種類の合計4種類。
- 音は自然の中にいる音をつけるかつけないかの2種類。
- これら4×4×2の32パターンを被験者が試す。1パターン試すごとに質問紙に回答。
- 質問紙は、狭さ、眠気、ワクワク感など様々な項目からなる。
こんなかんじでした。
時間は2、3時間かかったんじゃないですかね?
これを引き受けた時「そんな照明や匂いや音で変わるのかぁ?」と疑心暗鬼でした。
そんな大したことないだろうと。
しかしやってみると、驚くほど、各パターンによって気持ちが変わっていたのです!
特に驚いたのは眠気ですね。
眠気がぜんっぜんちがった!
温かい色で音あり匂いなしでって条件だとねむいのに、そこに匂いが加わるだけですごく目が覚めたりしました。
僕だけかもしれないけれど、ワクワクするときと、違和感を感じる時に眠気が覚めました。
自然の音がしてるのに、とっても甘いにおいで、照明が冷たい、とかの時に違和感を感じて目がさめるのです。
それも全て過去の記憶ですよね。
過去経験した出来事と、明るさ、匂い、音がリンクしてて、違和感と感じる。
逆に、条件によっては、ディズニーを連想させるものとかあったんです。
匂いも甘くて、この匂い…ディズニーでかいだな!ってなって、眠気がなくなりました。
照明、匂い、音、なめてはいけませんね。
そしてその根底にある、人の、記憶を結びつける力、なめてはいけません・・・。
なんか、匂いが、嗅覚が一番気分が変わる気がする。なんとなく。
いつかもっとこの研究が進んで、匂いがもっと使われるようにならないかなー。
鬱に効く匂い!とか。お医者さんが勧めちゃったりしてさ。
いろんなものをフルで使っていったらいいですよね!
と思いつきで言ってみました!
では、またあした!
※写真はカレー。目黒で食べたカレー。あー、食べたくなる。